クローズアップレンズとは?
色のにじみを抑え、シャープで解像感の高いマクロ撮影を実現
「クローズアップレンズ NC キット」は、単焦点またはズームレンズに取り付けることで最短撮影距離を短くし、マクロ撮影を可能にします。
レンズには、高品質の望遠レンズやマクロレンズで採用されているAPO(アポクロマート)設計を採用。特殊低分散ガラスを使用し色収差を極限まで補正することで、細部における色のにじみを抑え、元レンズの描写性能を損なうことなくマクロ撮影を可能にしました。
クローズアップレンズの使用例
PLとCPL(サーキュラーPL)の違い
CPL(サーキュラーPL)は、通常の「PL」に1/4λ位相差板を組み合わせたものとなります。 一眼レフカメラは、レンズを通った光がハーフミラーによって、ファインダーに導かれる光と、ピント合わせや測光に使われる光とに分岐されます。この機構のカメラに「PL」を使用すると、ハーフミラーの光を分岐させる機能に干渉が起こり、AFや測光機能が作動不良になります。 一方、CPL(サーキュラーPL)の場合、偏光膜を通過した直線偏光が位相差板を通過すると、円を描くように回転する光(円偏光)に変化します。これによりカメラのハーフミラー及びローパスフィルターへの機能干渉を避けることができ、露出計やオートフォーカスを正常に動かすことができます。 「PL」と「CPL」では反射を除去する効果はどちらも同じです。
CPLフィルターの効果的な使用方法
すべてのCPLフィルターは、光源に対して直角になった時に最大の効果があります。人差し指を光源に向けて親指を直角に立てたとき、親指が示す面に対してPLフィルターの効果が最大になります。
森林の撮影では、CPLフィルターが非常に効果的です。特に光源が頭上にある場合、自分と並行の関係にある地平線上で最大限のPLフィルターの効果が得られます。
CPLフィルターを使用する場合は、レンズを回転させながら、自分が望む結果に一番近い角度を探りましょう。
風景写真を撮った後にポートレートを撮影する場合などは、CPLフィルターの角度をシーンに合わせて変更するか、CPLフィルターを取り外しましょう。
雲の無い空を撮影するときに、超広角レンズにCPLフィルターを装着して光源に対して直角で使用するのは避けてください。後処理で除去するのも難しい暗い帯が映り込むことがあります。
(左)フィルター非使用 (右) NiSi CPL / Photographer : Johannes Nollmeyer
CPLフィルターの基礎〜撮影テクニック
写真家、張千里(ZhangQian Li)によるCPLフィルターの解説。基礎から実際の撮影方法までていねいに解説(日本語字幕)。
NiSi PLフィルターの特長
1. より鮮やかに本来の色を捉える高偏光効率
■■■説明はいる遮光性の強さは数字で表されます。表記には2通りの方法がありますが、日本で一般的に言われる表記の場合は「n分の1」の明るさになることを示します。たとえばND8ならば1/8の明るさ、つまり3段暗くなることを示します。海外では0.3を1段の遮光性能として表記する方法もメジャーです。また何段暗くなるのかを直接表現して「10stopNDfilter」などと表記することもあります。その場合は2の10乗ですからND1024に相当します。GNDの場合も表記は同様です。
- 日東社(日本製)の偏光板を使用
- 両面保護フィルムが高い品質をキープ
2. レンズ本来の表現力を保持するHD画質
■■■説明はいる遮光性の強さは数字で表されます。表記には2通りの方法がありますが、日本で一般的に言われる表記の場合は「n分の1」の明るさになることを示します。
3. 安心して使用できる高い耐久性を確保
■■■説明はいる遮光性の強さは数字で表されます。表記には2通りの方法がありますが、日本で一般的に言われる表記の場合は「n分の1」の明るさになることを示します。
ガラス周辺を墨塗り加工し、内面反射を防ぎ、耐久性も高めました。
※角型フィルターの場合
PLフィルター 製品ラインナップ
角型ホルダー内蔵円形フィルター
NiSi角型ホルダーに内蔵し、角型フィルターを装着したまま回転できる内蔵型の専用円形フィルターです。フィルタースレッドをもたない超広角レンズにも、角型フィルターを介してPLフィルターが装着できます。
円形フィルター
フィルタースレッドに装着する円形フィルター
角型フィルター
直線偏光により回転させて使用することも可能です。