APS-C/マイクロフォーサーズ向け超広角単焦点レンズ 「9mm F2.8 ASPH」発売

全域での高い解像性能と、極めて少ない歪曲収差を実現
光学機器・レンズメーカー NiSi Filters(本社・珠海市川富光学技术有限公司)は、APS-C/マイクロフォーサーズ用超広角単焦点レンズ「9mm F2.8 ASPH」の販売を開始しました。
対応マウントは、ソニーEマウント/キヤノン RFマウント/ニコン Zマウント/フジフイルム Xマウント/マイクロフォーサーズの5種類です。
「9mm F2.8 ASPH」は、非球面レンズとED(特殊低分散)ガラスを組み合わせた光学設計により、広角レンズで目立ちやすいディストーションや倍率色収差を補正、レンズ周辺領域まで高い描写性能を実現しました。特殊設計された絞り羽根10枚で開放F2.8から美しい光条を描きます。最短撮影距離は、0.2m、画角113°のワイドビューでダイナミックに風景を描写します。フィルター径67mmで多彩なフィルターワークが可能です。











価格:¥55,000 (税込)
9mm F2.8 ASPH 商品ページ
https://nisifilters.jp/product/9mm-f2-8-asph/
主な特長
画像全域で得られる高い解像力
非球面レンズとED(特殊低分散)ガラスを組み合わせた10群12枚の光学設計により、広角レンズで目立ちやすいディストーションや倍率色収差を補正、レンズ周辺領域まで高い描写性能を誇ります。


10枚の絞り羽によるクリーンな光条
F2.8-F16まで、全域でクリーンな光条が描写できます。

F2.8できれいなボケと深い被写界を実現
APS-C、マイクロフォーサーズでも、ボケを生かした撮影が楽しめます。

スーパーフレア耐性
様々な条件下において、フレアの発生を徹底して抑えます。

ケラレは最小限に抑えています
画面の隅々までクリアに描写します。

コマ収差も最小限のため、天体写真にも最適
星景撮影時、広角レンズの画面の隅の星が尖ったようになるコマ収差も最小限に抑えました。

極めて低いディストーションで、補正も容易に
歪みを最小限に抑えているため、撮影後の補正もかんたんに処理できます。


補正前 撮影:Bastian Kratzke / 1/125秒, ISO400

補正後
色収差を極力抑え、周辺部までクリアに描写
レンズ周辺部の斜めに差し込む光など、色収差が出やすい被写体もクリアに描写。極めて低い色収差を実現しました。

最適化された、高いマイクロコントラスト
複雑な地形の細かな部分までリアルに描写。デティールの立体感をクリアに描写します。

ダイナミックな風景撮影を可能にする画角113°のワイドビュー
APS-Cで113°、マイクロフォーサーズでは100°のワイドアングルで風景を捉えます。

防塵防滴対応
バヨネット部分にゴムパッキンを使用。水辺の風景撮影などでも安心です。

フィルタースレッドは67mm
様々なフィルターを活用して風景撮影が楽しめます。

メタル素材を採用し、デジタル・ブラックカラーリング処理
コンパクト設計

0.2mの最短撮影距離
最短距離を生かした前景の構図で、表現が更に広がります。

仕様表
対応マウント | ソニーEマウント キヤノン RFマウント ニコン Zマウント フジフイルム Xマウント マイクロフォーサーズ |
焦点距離 | 9mm (APS-C), 13.5mm (35mm換算),18mm(マイクロフォーサーズ) |
開放絞り | F2.8 |
最小絞り | F16 |
画角 | 113°/マイクロフォーサーズ:100° |
最短撮影距離 | 0.2m |
最大撮影倍率 | 0.08 |
レンズ構成 | 12群14枚 両面非球面レンズ2枚 超低分散レンズ4枚 |
絞り羽根 | 10枚 |
フォーカス | マニュアルフォーカス |
フィルター径 | 67mm |
防塵防滴 | バヨネットに黄色いガスケットを装着 |
MTF特性図


撮影サンプル

撮影:Andy Mumford / F1, 1/2秒, ISO160

撮影:Andy Mumford / F1, 1/6秒, ISO160

撮影:Daoge / 30秒, ISO100

撮影:Christopher Frost / F0, 1/13秒, ISO500

撮影:Bastian Kratzke / 1/1,250秒, ISO100

撮影:Bastian Kratzke / 1/320秒, ISO100

撮影:Bastian Kratzke / 13秒, ISO100

撮影:Bastian Kratzke / 1/200秒, ISO100