非球面レンズとED(特殊低分散)ガラスを組み合わせた10群12枚の光学設計により、広角レンズで目立ちやすいディストーションや倍率色収差を補正、レンズ周辺領域まで高い描写性能を誇ります。
撮影:Xiaoyong Hu / 13秒, ISO100
F2.8-F16まで、全域でクリーンな光条が描写できます。
APS-C、マイクロフォーサーズでも、ボケを生かした撮影が楽しめます。
様々な条件下において、フレアの発生を徹底して抑えます。
撮影:Bastian Kratzke / 1/80秒, ISO100
画面の隅々までクリアに描写します。
撮影:HeHong Wu
歪みを最小限に抑えているため、撮影後の補正もかんたんに処理できます。
補正前 撮影:Bastian Kratzke / 1/125秒, ISO400
補正後
レンズ周辺部の斜めに差し込む光など、色収差が出やすい被写体もクリアに描写。極めて低い色収差を実現しました。
複雑な地形の細かな部分までリアルに描写。デティールの立体感をクリアに描写します。
撮影:Zhitao Yang
APS-Cで113°、マイクロフォーサーズでは100°のワイドアングルで風景を捉えます。
撮影:Christopher Frost / F0, 1/25秒, ISO1000
撮影:Daoge / 30秒, ISO100
バヨネット部分にゴムパッキンを使用。水辺の風景撮影などでも安心です。
撮影:Houyao shi
メタル素材を採用し、デジタル・ブラックカラーリング処理
ソニーEマウント
キヤノン RFマウント
ニコン Zマウント
フジフイルム Xマウント
マイクロフォーサーズ
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対応マウント | ソニーEマウント キヤノン RFマウント ニコン Zマウント フジフイルム Xマウント マイクロフォーサーズ |
焦点距離 | 9mm (APS-C), 13.5mm (35mm換算),18mm(マイクロフォーサーズ) |
開放絞り | F2.8 |
最小絞り | F16 |
画角 | 113°/マイクロフォーサーズ:100° |
最短撮影距離 | 0.2m |
最大撮影倍率 | 0.08 |
レンズ構成 | 12群14枚 両面非球面レンズ2枚 超低分散レンズ4枚 |
絞り羽根 | 10枚 |
フォーカス | マニュアルフォーカス |
フィルター径 | 67mm |
防塵防滴 | バヨネットに黄色いガスケットを装着 |
※MTF曲線とは:本製品ページの「Q&A」をご覧ください。
A. MTFとはModulation Transfer Functionの略で、レンズの評価指標のひとつです。
被写体のコントラストの再現性能を空間周波数特性としてグラフで表示したもので、このグラフからコントラストと解像度の性能を読み取ることができます。
NiSi 15mm F4 ASPHのMTF特性図
縦軸:コントラストの値を表示。最大値を1とし、1に近いほどコントラストが良くなります。
横軸:画像の中心からの距離を表示。サイズはセンサーのサイズを表示しています。
レンズは一般に中心線から離れると数値が下がるため、スミに到るまでできるだけ最大値に近いほうが性能は良いとされます。
赤線(101)はコントラストの性能を示し、青線(301)は、解像度の性能を表しています。
また、T(実線)は放射方向の特性、S(破線)は同心円方向の特性をあらわしています。2つの特性を表示しているのは、レンズには非点収差があるためで、この2つの特性が近い値を示すほど、自然な描写が得られ、ボケ味もよいとされています。