従来の偏光膜は波長域が 400~480nm付近の紫色や青色の光が吸収されてしまいます。青成分がカットされることで、黄緑色の色被りとして写真に現れてしまう課題がありました。新開発の偏光膜は可視光全域における透過・吸収の均一化を徹底的に突き詰め、平行位と直交位における各波長の透過率(吸収率)の差を極めて小さくすることにより、ニュートラルな色再現にも成功しました。
従来品のCPLが全体的に黄緑色に転ぶのに対して、TRUE COLOR CPLは色被りがありません。
フィルターを使用しない際の地面の色や水面の色と比較して、色かぶりがなく元の色調を保ったまま反射を抑え、風景本来の色を描写することができます。
金属による光の反射は、被写体本来の色を損ねてしまったり、立体感が乏しい写真になる原因となります。PLフィルターを使うことで反射が抑えられ、被写体の質感や色が際立つ写真に仕上がりました。