Allure Soft で作る柔らかいストロボ光
ストロボを使っているのに、まるで自然光だけで撮っているような光に見える。その理由は、Allure Soft (アルーアソフト)が光の質を変化させるからです。解像感やディテールをしっかり残しつつ、光を和らげる効果のあるAllure Softは、日中シンクロに欠かせないフィルターです。
写真・石橋英祐
Allure Soft を使った作例
LEICA SL2, SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art, F2,1/250秒, ISO200, ストロボ使用(Profoto B10), Allure Soft 昼間の屋外でストロボを使い、日中シンクロで撮影。逆光に煌くススキを活かしながら、被写体も明るく写しています。Allure Softを装着すると、ストロボ特有の硬い質感が緩和され、より自然な描写になります。
LEICA SL2, SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art, F2, 1/200秒, ISO100, Allure Soft 自然光の逆光で撮影。従来のソフトフィルターだとぼんやりとした描写になりがちなシチュエーションですが、Allure Softは柔らかい光を演出しながらも、被写体は適度なシャープネスを保っています。
Allure Softで自然光のようなストロボ光を作る
ストロボを使ったポートレイト撮影は、被写体が硬い描写になり過ぎる傾向があり、どうしても「ストロボを使った感」が出てしまいます。Allure Softを使うことで、ストロボの人工的な光を拡散し、自然光だけでライティングしたようなナチュラルな光にすることができます。
フィルターなし LEICA SL2,SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art, F2,1/125 秒 ,ISO100, ストロボ使用(Profoto B10)
Allure Soft使用 LEICA SL2,SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art, F2,1/125 秒 ,ISO100, ストロボ使用(Profoto B10)
逆光はNDフィルター+ストロボがおすすめ
逆光で被写体に露出を合わせると、背景が明るくなりすぎてしまいます。とくに写真のような玉ボケが背景にある場合は、玉ボケ同志がくっついて白飛びしてしまうことも。NDフィルターを使って全体を暗くし、ストロボを被写体に当てることで、背景を白飛びさせずに被写体を明るく写すことができます。
Allure Softのみ
Allure Soft+ ND フィルター+ストロボ
石橋英祐 EISUKE ISHIBASHI
東京、横浜を拠点に活動するフォトグラファー。2015年からポートレート撮影を始め、光と独特な色味を用いた幻想的な世界観で写真を表現している。 2017年よりウェディングフォトグラファーとして活動を開始。新郎新婦の生み出す空気感や自然な表情を意識して撮影している。