CPLフィルターで晩秋の森の色彩を撮る

CPLフィルターを使うと、落ち葉や木々の表面に生じる反射を抑え、秋の森が本来もつ深い色合いや立体感を際立たせることができます。とくに落ち葉が敷き詰められた森では、反射光によって画面全体が白く霞み、色が浅く見えてしまいがちです。今回は、CPLフィルターで秋らしい濃密な色彩と奥行きを引き出した作例をご紹介します。
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撮影したのは、柔らかい光が差し込む森の中。地面一面の落ち葉や、幹に付いた苔の反射によって赤やオレンジの発色が鈍く、全体が白っぽく見えました。そこでCPLフィルターを使用すると、落ち葉のテカリが消え、色づいた葉の鮮やかさがぐっと引き立ちました。反射による“もや“が抑えられたことでコントラストがつき、落ち葉一枚一枚の質感や森の奥行きまで感じられる、立体的な描写に仕上がっています。ここでの反射の除去と彩度の向上は、撮影後のレタッチでは完全に再現できず、撮影時にしか得られない効果です。
ONE POINT
ほどよい回転効果の位置に調整する
CPLフィルターは、ただ装着するだけでは効果を発揮しません。フィルター枠を回転させることで、反射除去や彩度強調の度合いが変化します。太陽の位置と被写体の角度によって最も効果が出るポイントが異なるため、ファインダーやライブビューで反射の変化を確認しながら微調整するのがコツ。やりすぎると不自然な色やムラになることもあるので、自然なバランスを見極めることが 大切です。
自然な色を保ちながら、独自の偏光フィルムによって黄色の色かぶりを防ぎ、被写体の色を忠実に再現します。空の青さを深め、葉の緑を強調し、水面やガラスの反射を除去するのに理想的なPLフィルターです。
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