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FILTER TIPS

PLフィルターでモネの池を撮る

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透明度の高い湧水と初夏に咲く睡蓮の美しさが人気の撮影スポットであるモネの池。モネの池の撮影時に気になるのが水面の反射や葉の表面などの白いハイライトです。PLフィルターを使うことで、反射やハイライトを除去し、池の透明感や風景の色彩をより鮮やかに表現することが可能になります。

  • 使用フィルター:True Color CPL (PLフィルター)
  • ロケーション:モネの池は、岐阜県関市の根道神社にあります。早朝に撮影。
BEFORE
BEFORE
AFTER
AFTER

まず、注目してほしいのが、水面の反射について。BEFOREの作例では、奥の景色(木々など)が水面に反射していますが、AFTERの作例ではその反射が綺麗に除去できています。次に、水面に浮かぶ睡蓮の葉や奥の木々の葉に着目してみると、表面の白いハイライトが除去されており、鮮やかな色味が引き出されています。
PLフィルターを使うことで透明感の表現や鮮やかな色味を引き出すことが可能になります。水面やガラスなどの反射が気になる撮影時に力になってくれます。

ONE POINT

PLフィルターの効果を調整して、湿度を表現

PLフィルターを使うことで反射をコントロールすることが可能になりますが、表面の反射を適度に残し、しっとりとした質感を表現することができます。
1枚目 :まず効果最大(PLフィルター90°回転)の作例ですが、反射をほぼ除去できていますが、早朝のしっとりとした質感が失われているように感じます。
2枚目:そこで、適度に質感を残すために効果を調節してみました(PLフィルター45°回転)。 早朝のしっとりとした空気感を表現できました。効果を調節することで表現の幅が広がります。
3枚目:最後に参考にPLフィルターの効果を最小限に抑えた作例です(PLフィルター0°回転)。
PLフィルターというと晴れの日に使うイメージが強いですが、曇りや雨の日のしっとりとした表現をしたい場面でも役に立ちます。好みに合わせて調節しながら使ってみましょう。

作例A
作例A / SS:30秒, ISO:100, F8
作例B
作例B / SS:180秒, ISO:100, F8
作例C

True Color CPL

可視光全域における透過・吸収の均一化を徹底的に突き詰め、各波長の透過率(吸収率)の差を極めて小さくすることにより、ニュートラルな色再現を実現したPLフィルターです。

商品詳細
True Color CPL
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