PLフィルターで自転車を撮る
光沢のある車体を太陽光下で撮ると、光が反射して思うように撮影することができません。そんなときPLフィルターを使い、反射の度合いを調整することで、思い通りの写真が撮れるようになります。
車体の塗料や金属による光の反射は、フレームの本来の色を損ねてしまったり、立体感が乏しい写真になる原因となります。PLフィルターを使うことで反射が抑えられ、フレームの色彩が際立つメリハリのある写真に仕上がりました。自転車だけでなく、車やバイクなど他の被写体にも使えるテクニックです。
ONE POINT
反射は完全に消すのではなく、適度に残そう
反射を消しすぎるとマットになりすぎて、車体の金属感が失われてしまいます。適度に反射する部分を残すことは、フレームの質感を伝えることに繋がります。PLフィルターを回したり、角度を変えたりしながら、バランスの良い撮影アングルを探すことが有効です。
True Color CPL
偏光膜からコーティングまで全てを一新して色かぶりを解消したPLフィルター。従来の偏光膜は波長域が 400~480nm付近の紫色や青色の光が吸収されてしまいます。青成分がカットされることで、黄緑色の色被りとして写真に現れてしまう課題がありました。新開発の偏光膜は可視光全域における透過・吸収の均一化を徹底的に突き詰め、各波長の透過率(吸収率)の差を極めて小さくすることにより、ニュートラルな色再現にも成功しました。
商品詳細