
ATHENA REWINDの特長
ATHENA REWIND / ATHENA PRIMEの比較
ATHENA REWINDの最大の特徴は、絞り値によって描写キャラクターが変化することです。開放T1.9では収差が強調されたヴィンテージな描写を実現し、絞り込むにつれて特性は徐々に薄れ、T2.8でスタイルとシャープネスのバランスが整い、T5.6〜T8ではモダンなシネマレンズに近い描写へと変化します。レンズ交換やフィルター追加なしに、ショットの表情を直感的にコントロールできます。

T1.9における球面収差が画像をソフトにし、ハロ効果を加えます

85mm T1.9 / 85mm T2.8 / 85mmの比較。絞り込むにつれてシャープになります
開放時には、アウトフォーカスのハイライトに明るいエッジと暗い中心を持つ独特のバブルボケが現れます。35mmと50mmで最も顕著で、T4.0付近で自然に消えていきます。フレアはATHENA PRIMEより大幅に強化され、逆光や実用照明に温かみのある映画的な雰囲気を加えます。全焦点距離でバレル歪曲を保持し、アナログ的な映像質感を実現しています。
ヴィンテージ風の描写でありながらも、カラーレンダリングはATHENA PRIMEと高い整合性を維持しています。2つのレンズセットを同一プロジェクト内で混在させても、ポストプロダクションでの大掛かりな色補正は不要です。ATHENA REWINDは自然な色再現を保つため、キャラクターとクリーンな映像が共存する作品にも柔軟に対応します。
14mm T2.4、25mm T1.9、35mm T1.9、50mm T1.9、85mmT1.9の5本構成で、46mmイメージサークルによるフルフレームカバレッジを実現。全レンズは重量・外寸が統一されており、ジンバルやマットボックスの調整なしにシームレスなレンズ交換が可能です。蛍光スケール付き300°フォーカスリングとリアフィルターマウントを全サイズに標準装備しています。

フォーカスブリージングを抑制し、フォーカスプルに対応します。収差とソ フトネスはヴィンテージルックのために意図的に強調されていますが、色収差レ ベルはATHENA PRIMEと同等に保たれており、旧世代レンズに見られるようなフリ ンジアーティファクトは生じません。
1セットでヴィンテージの温かさからモダンな透明感まで対応できるATHENA REWINDは、複数レンズシステムを持ち込む必要をなくし、現場のコストと煩雑さを軽減します。ドラマ、コマーシャル、ドキュメンタリーなど、あらゆる映像制作に即戦力として活躍します。

