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Ti エンハンスド CPLを使用することで、偏光機能により被写体表面の余分な反射やグレアを抑制します。
太陽光を偏光して大気のカスミを除去することで、より明瞭な像を得ることができます。
フィルター本体には航空機業界で使用されているチタン合金製のフレームを採用。軽量で高強度、サビへの耐性・耐熱性を備えています。
チタン密度は4.54g/cm3で、同じ重さのスチールの約半分の密度ながら、強度はアルミの2倍あり、高温・低温環境下においても十分にパフォーマンスを発揮することができます。
フレームの内側には電気メッキによるマットブラック加工を施し、光の反射を防ぎます。
Ti エンハンスド CPLはスタンダードCPLフィルターよりも彩度の高い撮影を可能にします。
Table header 1 | Table header 2 | |
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製品名 | TRUE COLOR CPL | Ti エンハンスド CPL |
コーティングの種類 | HUCコート II | HUCコート |
表面反射率 | 0.35%以下 | 0.6%以下 |
撥水・防汚コート | エンハンスド | エンハンスド |
外周加工 | シネマシールド | 黒塗加工 |
フィルター枠 | アルミ合金 | チタン合金 |
薄枠設計 | ○ | ○ |
特徴 | 従来の偏光膜は、青成分がカットされることで黄緑色の色被りがありましたが、新開発の偏光膜により、ニュートラルな色再現に成功しました。 | NiSi独自の加工により発色の鮮やかなPLフィルター。風景や人物撮影を演出します。広帯域反射防止コーティングで低反射仕様。チタンフレームで衝撃に強い。 |
A. はい、同じフィルター効果が得られます。
角型フィルターホルダー専用円形フィルターとして開発された「ランドスケープCPL」を、一般的なレンズねじ込み式の円形フィルターとして発売したのが、「エンハンスドCPL」になります。装着方法が異なるだけで、ガラス素材やコーティングなどは同じ仕様で、同等のフィルター効果が得られます。
A. CPL(サーキュラーPL)は、通常の「PL」に1/4λ位相差板を組み合わせたものとなります。
一眼レフカメラは、レンズを通った光がハーフミラーによって、ファインダーに導かれる光と、ピント合わせや測光に使われる光とに分岐されます。この機構のカメラに「PL」を使用すると、ハーフミラーの光を分岐させる機能に干渉が起こり、AFや測光機能が作動不良になります。一方、CPL(サーキュラーPL)の場合、偏光膜を通過した直線偏光が位相差板を通過すると、円を描くように回転する光(円偏光)に変化します。これによりカメラのハーフミラー及びローパスフィルターへの機能干渉を避けることができ、露出計やオートフォーカスを正常に動かすことができます。「PL」と「CPL」では反射を除去する効果はどちらも同じです。
A. 使用頻度や保管状態にもよりますが、通常は5年以上問題なくお使い頂けます。
経年劣化を起こす理由は主に「偏光膜」にあります。PLフィルターは偏光膜というフィルムによって、一定の振動方向の光を選択的に透過(偏光)させていますが、この偏光膜が熱や紫外線によって劣化し変色を起こすためです。直射日光や高温になる場所を避けてフィルターを保管してください。